皆さま、こんにちは、あるいは、こんばんは。
モビリティサービス開発部の後藤です。
はじめに
弊社のソリューションサービスに「Pdrive」があります。
https://www.pdrive.jp/
このソリューションで提供しているサービスの一つに、「ストリーミング機能」があります。
この中で、端末から受け取ったデータを変換、蓄積する機能を開発担当しています。
しかしながら、
この「ストリーミング機能」、全く売れていません!!(切実)
技術的な話はさておき、売れないのであれば、単に開発者の自己満足で終わってしまいます。
そこで、ストリーミングサービスの提案を考えてみたいなあと思いました。
※開発一筋。営業経験無し
ストリーミング機能とは
まず、この機能が何に利用できるのか、分からないと、導入はできません。
「ストリーミング機能いりませんか?」
と言ったところで、ユーザは、「???」です。
簡単に説明をすると
車内に搭載された端末の映像をリアルタイムで、クラウド上で再生および録画する機能
です
・・・
・・・
「リアルタイムに映像が見られると、何か嬉しいことあるの?」
「後で、SDカードの映像データ見ても変わらない気が」
という声が聞こえてきそうです
「リアルタイムに映像が見られる」
・・これだけでは、導入する側に、あまりメリットが伝わらないような気もします。
※もちろん、「リアルタイムに映像監視をしたい」という課題があれば、導入をお勧めします。
そこで、視点を変えて、サービスを考えてみます。
視点を変えたストリーミングサービス
ストリーミングの利点として、リアルタイムの映像確認以外に視点を変えると、以下も考えられます。
・クラウド上で映像を録画するため、映像の改ざんは不可能
・クラウド上に映像を送り続けるので、データ保存量は、ほぼ無制限
(少なくとも、SDカード等の外部媒体よりは遥かに上)
上記のことから2つほど考えてみました。
レンタカーでの使用
レンタカー、あるいは、カーシェアサービスは、不特定多数の人が使用します。
このため、通常のドライブレコーダーの場合、何か事故があった時に、記録媒体のデータを削除される可能性があります
(それを防ぐために、鍵が付いているものもあるようです)
けれども、ストリーミング機能があれば、既にデータはクラウド上に、保存されているため、不正な削除は行えません。
うっかりミスを防ぐ
通常のドライブレコーダーは、記録媒体が一杯になると、古いデータから上書きしていきます。
なので、必要であれば、定期的にデータを取り出す必要があります。
こうしておかないと、例えば
https://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/kohokocho/shiminnokoe/r3-713.html
なお、ドライブレコーダーの映像記録は、速やかに確認しましたが、上書きされており確認できませんでした。
のように、肝心な映像の確認をすることができなくなります。
けれども、ストリーミング機能があれば、既にデータはクラウド上に、保存されているため、心配不要です。
おわりに
というわけで、今回は、視点を変えて、サービスを考えてみました。
そのまま直球で考えると、中々思いつかいない事でも、他から見ると、意外なところから思いつくこともあるかなと思います。
何かに行き詰った場合、視点を変えて、考えてみることが大事です。
最後に、「ストリーミングで、こんなことできないか?」という事があれば、是非、ご連絡願います
※自分は、営業ではないので、返答はできませんが・・・・