FreeMindを使ったマインドマップについて


こんにちは。
DXソリューション開発部の上西です。

DXソリューション開発部では、2週間に一度テーマを決めて勉強会を行っています。
ちなみに参加は自由です。

今回は勉強会の中で題材になったマインドマップについて触れていきます。

マインドマップとは

トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である。
頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、
記憶の整理や発想をしやすくするものである。

難しそうで聞きなれない言葉ですが、
ブレインストーミングやKJ法といった方が聞き馴染みがあるかもしれません。
簡単に言いますと、中心となるテーマ(ノード)を枝(ブランチ)で繋いだ関係図のようなものです。

web開発で使う場合は以下のような機能単位の図として使うことができると思います。
マインドマップはユースケース図を書く前の大まかな仕様整理ツールとして
プログラムの設計に役立てます。

その他に学習にも使うことができ、要点を整理して全体の構造や関係性をまとめることができます。
覚えたい用語の関係図を作ることで記憶し易くする効果や、
歴史上の人物であれば家系図や所属組織をまとめることに使えます。

他者への理解の促進にも有効であり、プレゼンテーションの資料に使用できます。
伝えたいことを視覚的にまとめて、分かり易く記憶に残るスライドを作ることができます。

問題解決にも使用することができ、ノードにそれぞれ5W1Hを設定することで、
現状抱えている問題の整理と視覚化が可能です。

FreeMind

この記事の中のマインドマップはソフトウェアで作成しました。
紙面の制約を受けることなく、書き直しも自在です。
是非とも皆さんにお勧めしたいのはFreeMindというソフトウェアです。
ダウンロードリンク
https://ja.osdn.net/projects/freemind/

他にもマインドマップを描けるソフトはあるのですが、
FreeMindはマインドマップに特化しています。
操作も簡単で色々と便利な機能はあるのですが、ここでは簡単に説明させていただきます。

・ノードをクリックすることでノード名の編集ができEnterを押すと、ノード名が変更されます。
・あるノードに対して新たに関連するノード(子ノード)を追加するには、
ノードを選択して「新規子ノード」ボタンをクリックする、もしくは「Insert」キーを押します。
・作成したノードはドラッグ&ドロップで移動できます。

これだけでマインドマップの作製が可能です。
できたノードの先端をクリックすることで子ノードを隠すことが可能で、
作成したが今回は隠しておきたい場合に便利です。
「ファイル」-「書き出し」メニューで作成したマインドマップを画像やPDFなどで保存できます。

最後に

ここまでマインドマップについて説明してきました。
皆さんもアプリケーションの仕様をまとめることや、
ブレインストーミングでの活用にいかがでしょうか。
また、勉強会ですが参加自由なので気軽に参加して一緒に勉強しませんか?
これからDXソリューション開発部に配属される方は是非検討を!