快適なテレワーク環境を構築するためにやったこと5選。


ご無沙汰しております。ソリューション推進課の金子です。
IoTやテックといったものは一切含まない内容なので、エコモットの技術力の高さに期待されている読者の皆様には大変恐縮な思いでいっぱいですが箸休めと思って読んでいただければ幸いです。

さて2020年からはじまったテレ(リモート)ワーク中心生活も気が付けば早2年。
テレ(リモート)ワーク開始当初はとりあえず自宅の一室に貸与ノートを置いて仕事しておりましたが、デスク環境・周辺環境・身体への負担など様々な問題が顕在化し、改善を余儀なくされました。

というわけで今回はそんな劣悪な環境から脱すべく“快適なテレワーク環境”を構築するためにやった5つのことをご紹介したいと思います。

その一、作業部屋の模様替えをすべし

自宅の一室を仕事場にするうえで、まず一番最初に行ったのが模様替え。
当時デスクは部屋の入り口を背にする形で壁に向けて配置されてました。
しかしその配置だと仕事中に不意な入室があった際にモニタが見えてしまいます。いくら家族といえども業務情報を気軽にみられてしまうのはセキュリティ上よくないので壁を背にする形に変更しました。

これによって作業情報ののぞき見を防ぐことができるようになり、またリモート会議の際に部屋の中が映ってしまうことも防げるようになりました。
部屋を片付ける面積を最小限にできたのもメリットでした。

 

その二、ノイズキャンセリングイヤホンを導入すべし

レイアウト変更を行ったあとに気になりはじめたのが環境音。
私には子供(当時 幼稚園児)がおりまして、幼稚園に行っている間はよいのですが帰ってくるとまぁ賑やかなもんでして。
私自身、あまり周辺環境音に左右されるタイプではなかったのですが、さすがに賑やかすぎて仕事に集中できず当初は普通のイヤホンで音楽を聴きながら仕事をしていました。
しかしそれを貫いてくる子供達の声。
これはさすがにいかんと思い導入したのが「ノイズキャンセリングイヤホン」でした。

ノイズキャンセリングイヤホンとは読んで字のごとく、ノイズ(騒音)をキャンセル(打ち消して)してくれる機能を具備したイヤホンです。
周辺の騒音を打消しイヤホンから聞こえてくる音のみを明瞭に届けてくれるわけです。
もちろん音楽を聴いていなくてもノイズキャンセルが聞くので非常に静かな作業環境をイヤホンが提供してくれるのです。
掃除や洗濯・食事の支度などの生活音、子供たちの声といった環境音のボリュームが抑えられ仕事に集中できるようになりました。

こんな便利なノイキャンイヤホンですが1点ご注意が。
ノイズキャンセリングをオンにした状態で外を歩くのは大変危険です。
車や自転車の走行音が聞こえにくくなるので不意な事故に遭う危険性もあると思います。
屋外でのご利用については十分注意してくださいね!

 

その三、椅子は専用のものを選ぶべし

当初仕事部屋には椅子は無く、リビングで使っていた椅子を仕事で使っていました。
そこで実感したのが「リビングの椅子は決して8時間の着席を想定した造りではない」ということでした。
まずお尻が痛くなる。座布団を敷いて対応していたのですが次第に腰も痛くなってくる始末。
またデスクと座面の高さが微妙にあっていないので自然と姿勢が悪くなり、首や肩がコリはじめ、しまいには頭痛がしてくる始末。

これはさすがにいかん(2回目)と思いオフィスチェアを購入しました。
背もたれと座面も広く、腰当てクッションが付いているものを選んだので腰痛対策もばっちり。
当たり前ですが座面の高さも調整可能なので姿勢も改善され、肩こりや首のこりも和らいできました。
あまり意識はしてませんでしたがメッシュ製のチェアは通気性がよいので、夏場かなりありがたかったです。

 

その四、スマートウォッチで自身の活動を見える化すべし

ノイキャンイヤホンの導入と快適な椅子を導入し作業は快適になってきたのですが、今度は動かなさすぎという状況に陥り、気が付いた時にはいまだかつてない体重に…!!

通勤退勤時の徒歩分の運動や、バスや地下鉄乗車の際の立ち、オフィス内の移動など日々なんとなく体を動かしていたことの重要性を痛感しました。

これはさすがにいかん(3回目)と思い、色々考えた結果スマートウォッチ(AppleWatch)を導入し、運動量(アクティビティ)の見える化や定期的なスタンティングと軽運動の通知などで自身の活動・運動量を意識してみようと考えました。

1時間ごとに「そろそろ立ち上げって軽運動してくださいね」といった通知やアクティビティ(ムーブ・エクササイズ・スタンド)の達成率を気にすることで「運動しなくちゃ!」という意識が働き、軽い柔軟や昼食後の運動(ウォーキングやフィットネスゲーム)を行うようにしました。

するとみるみる体重が減っていくではありませんか。もちろん運動だけでなく食べる量を減らしたり、炭水化物や脂質といったぜい肉になりやすいものの摂取量を減らしといった意識をしたのも功を奏したのでは、とは思います。

生活習慣や体質にも依るため、必ずしもではありませんが「食べて動かなかったら太る」。こんな当たり前のことを再認識させられました。

 

その五、より快適さを追求すべし

前述までの施策の実施に加え自身も家族もテレワーク慣れしたというのもありますが、だいぶ快適に仕事ができるようになりました。
ただ人間というものはひとつ改善すると、「より良くしたい!」という願望が次々に出てくる欲深いイキモノ。
いままでの施策だけでは満足できず「より快適にするにはどうしたらいいか」を考えるようになりました。

そんな時、ふとデスクに目を向けるとデスクの上には仕事用ノートPCと個人所有のPCモニタとiMac。パソコンが2つあるということはもちろんキーボードもマウスも2つあるわけです。そんな状況を客観的に見たとき「…デスク、狭くね?」と急に思いついてしまったわけです。
そう意識してしまった途端、窮屈さを感じ始めてしまい「…広いデスクが欲しい…広いデスクが欲しい…」と居ても立っても居られなくなってしまいました。

そこで一念発起、今まで使っていたの幅110センチのデスクから30センチ増の140センチのデスクへ変更!
さらに穴あきデスクトップパネル(デスクの奥側に立てるパネル)に100均等で売っているラックなどをひっかけごちゃごちゃしていた配線や電源周りを整理整頓しました。
するとなんてことでしょう。モニタ3枚できつきつだった机上に余裕が生まれたではありませんか。配線下に埃もたまりにくくなり掃除も楽に。見栄えの悪かった配線もすっきりコンパクトになりました。

机上の余裕は心の余裕なのでしょうか。ごちゃごちゃしていないすっきりとしたデスクで仕事をするだけで効率化が図れた、そんな気がしました。

 

 

以上が私の“快適なテレワーク環境”構築でした。いかがだったでしょうか。

チェア・デスクについてはサイズ感だけでなく、もともと自室にあった家具との色合いも意識して選びましたが、材質や風合い、はたまたゲーミング系で統一するなど、拘りをもつとよりハマりそうな予感!

少しずつ以前の平穏を取り戻しているものの劇的な好転がない昨今、依然テレ(リモート)ワークが必要なシーンは少なくないと思います。
コロナ禍以前のように気軽に飲みに行ったり旅行に行ったりしてストレスや鬱憤を晴らすことがなかなかしにくい世の中、毎日すごす仕事部屋に変化を加えてみると意外と気晴らしになるし楽しいと感じました。
自分の好みにカスタマイズされた部屋はなんだか心地よく快適で仕事も捗るというものです。

「テレ(リモート)ワーク環境に悩みがあり改善したい」という思いがあるアナタ、ぜひこれを機に環境改善にトライしてみてはいかがでしょうか?
参考にいただけると幸いです!

さーて、次は何しようかなぁー。