こんにちは!高西です。
寒くなってきましたね。
全国的に一部地域ではまだ夏日が続いているようですが、北海道はすっかり秋の気配となりました。
紅葉の秋、読書の秋、サンマの、、、など、いわゆる秋の風物詩には多くのバリエーションがありますが、私たちとって秋は「おんどロイドの季節」です。
なぜなら毎年この時期は、冬の現場に向けて寒中コンクリートの養生温度管理や自動制御をしたいというお客様のニーズが殺到する時期なのです。。
今回はこの時期のお客様ニーズを満たす、延べ実績800件に上る当社の代表的製品「モバイル式コンクリート養生温度管理システム おんどロイド」をご紹介します!
おんどロイドとは
おんどロイドは、養生中のコンクリート温度が適切かどうかを24時間、常時自動計測するシステムです。
イメージは下図のようになります。
おんどロイドは以下の3種類の温度を同時に計測し、手元のPCで一元管理することができます。
おんどロイドが計測する3種類の温度
- コンクリート温度
- 養生内温度
- 外気温
機器は親機と子機で構成されており、
親機子機間の通信もワイヤレスで行います。
データ計測は子機側で行い、親機がモバイル通信を使ってクラウドサーバに送信することで、現場の温度状況を、遠隔地からいつでも把握することができるのです。
電源は、親機はAC 100Vもしくはソーラー電源、子機は内蔵電池で駆動します。
機器を設置したら、あとはおんどロイドに任せて事務所に戻りましょう。
寒空の下、記録データを抜き取りに現場へ赴く必要はもうありません。
現場の温度から子機の電池残量まで、すべてPC上で把握できるため、
業務効率は間違いなく効率化されるはずです。
計測できない場所はない!?衛星通信にも対応!
高規格道路やダム、橋梁工事などの現場は、
そのほとんどが山間部や僻地にあります。
みなさんもご経験があるかもしれませんが、
自然の豊かな山奥に出かけた際に、携帯電話がつながらない!
みたいなシーンが、たまにありますよね?
同じくモバイル通信を使っているおんどロイドも、
そうした山間部の現場などでモバイル通信が利用できない場合がでてきます。
しかし、おんどロイドは「衛星通信」にも対応しており、モバイルの通信が使えない場所でも衛星通信回線を通じてデータを収集することができるのです。
関連記事
実質的に、屋外であれば国内で通信できない場所はない、
といっても過言ではありません。
キャリア問わず様々な通信サービスと連携が可能で、いずれも実績がございます。
「電波がないから」ということであきらめてしまうその前に是非一度御相談ください!
「お知らせ」のその先へ。外部機器を自動制御!!
- 規定温度を超えたらメールでお知らせ
- パトランプで注意喚起
コンクリート養生における管理機能として、
こういったことはすでに当り前になってきています。
おんどロイドはさらに一歩先を進んでいます。
警戒レベルを管理者に知らせるだけではなく、その後工程でこれまで人間が行ってきた作業も、自動で制御する世界を実現しています。
まずは下記動画を御覧ください。
いかがでしょうか?
これは、ジェットヒーターに最初からついているサーモスタットだけでは、管理者が期待するタイミングでの制御が難しいという、運用上の弱点を補ったソリューションとなります。
外部機器をおんどロイドと連動させることで、温度管理がさらに確実&効率的に実施することが可能となるわけです。
また、暑い時期には温度だけでなく湿度も非常に重要となりますので、ジェットヒーターの代わりにポンプや散水機などと連動させることで、コンクリートに水を撒く、噴霧するなど、本来人間が行うべき処置を自動化するソリューションとして構築することが可能です。
関連記事
計測・監視・警報・制御の1サイクルをおんどロイドで自動化し、現場の品質管理・効率のさらなる向上を皆さまの現場でも検討してみてはいかがでしょうか?
製品にご興味をお持ちの際には、お気軽にご連絡ください。