【GR】サインロイド2(風速)が新しくNETISに登録されました


新たにNETIS登録番号「KT-200132-A」を取得

サインロイド2(風速)が、新たにNETIS登録番号「KT-200132-A」を取得いたしました。

「建設現場の風速について、クラウドシステムを利用したIoT、AIの活用により、局所的に最大6時間後の風速予測をする技術」として、従来のNETIS登録番号とは異なるAI予測技術としての登録となります。

 

従来のNETIS番号との違い

今回新たに関東地方整備局で取得した「KT-200132-A」は、AIによる気象予測を中心とした、より高度で先進的な価値を提案し、高所作業を中心とした現場の生産性向上に資する製品となっています。

サインロイド2は、本体に内蔵するクラウドロガーのNETIS番号である「HK-100029-VE」での提案も可能です。上記の場合は、「モバイル通信網を利用して、工事現場に設置された各種計測器の測定データを遠隔地からでも自動的に収集・記録するシステム。」として、事後評価済み技術VEでの登録です。
※HK-100029-VEについては2021年3月31日掲載終了予定

概要は以下の通りです。

概要

①何について何をする技術なのか?
・建設現場の風速について、クラウドシステムを利用したIoT、AIの活用により、局所的に最大6時間後の風速予測をする技術
(風速計測・予測システム サインロイド2)

②従来はどのような技術で対応していたのか?
・気象センターに滞在する気象予報士による風速予測情報を利用する方法

③公共工事のどこに適用できるのか?
・高所作業など風速予測を必要とする土木・建築工事一般

 

新規性及び期待される効果

①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・気象予報会社に駐在する気象予報士の予報情報を活用した風速予測の手法から、10分間隔で取得する現地の風速計の観測データ及び民間気象会社から得られる低気圧の動向等の各種データについて、インターネットを経由してAI(人工知能)よる学習、解析及び予測を行う手法に変えた。

②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・10分間隔で取得する現地の風速計の観測データ及び民間気象会社から得られる低気圧の動向等の各種データについて、インターネットを経由してAI(人工知能)よる学習、解析及び予測を行う手法に変えたことにより、
(1)施工現場の1時間後(最大5時間後)の風速をピンポイントで緻密に予測することが可能となり、風速予測の精度の向上が図れる(品質)。
(2)気象予報士の委託活用が不要となり、予報に必要な人件費の削減によるコスト低減が図れる(経済性)。
(3)気象予報士からの定期的な情報提供を待機するのではなく、必要な情報を随時入手することができるため、気象情報入手に関する迅速性の向上が図れる(施工性)。
(4)天候変化に対する作業員の手持ちロス作業の軽減につながり、施工現場の作業効率の向上が図れる(施工性)。

ご提案の際は是非ご活用ください。

NETIS新技術情報提供システム風速計測・予測システム「サインロイド2」ページ

 

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