【GR】AIが現場の天候を先読み!「サインロイド2」


おはようございます!
気が付いたら風邪をひいている高西です。

本日はサインロイド2(風速予測パッケージ)のご紹介です。

 

やっぱり吹き流しが最強!?

高所作業時に注意すること。
その一つに「風速」が挙げられます。

安全面の配慮から、10m/s以上の風速になると
工事をいったん停止しなければいけません。

そのため、現場でよく利用されるのが
下記写真のような「吹き流し」。

結構風が強いようですね。
私の見立てでは、おおよそ10m/sくらいの風速…
ではないかと思うのですが、合っていますか?(笑

自然に身を任せ、その角度で判断するというシンプルさ。
ITが発達した現代においても、直感的目視確認という意味では
これを超えるものは未だないと思います。

 

「記録」では機械が一歩リード

ただ吹き流しはあくまで目安であり、
計測・記録に向いているとは言えません。
そこで風速観測システムの出番です!

主な特長は下記のようなもの。

  • ソーラー電源で常時稼働。
  • 計測と記録は全自動。
  • 警報機の動作も正確そのもの。
  • メールも同時配信。

といった具合です。

上記を見ると、実際の現場においても人間を補助しながら
一定の役割を果しているといえます。
そして事実、多くの現場でご利用いただいています。

しかし、いつしかこんな言葉を聞くようになったのです。。

そうなんです!

「今後どうなるか」といった視点で、
先の見通しを立てるというのは、
安全管理の視点からは当然といえます。

天候について先の見通しを立てる・・・。
それってようするに天気予報ですよね?

では天気予報をそのまま表示すればいいのか
というとそうでもないんです。

なぜか。
それは、通常の天気予報(風速)だと
20㎞四方の平均値であるからなのです。

このように「足して2で割る」というイメージです。

つまりは大ざっぱすぎるということ。
そのままではとても皆さまの現場に
マッチするとはいえません。

そこで、この「予測」に力点を置いて開発した
サインロイド2の出番というわけです!

 

ピンポイント予測でどんな現場にも!

サインロイド2の真価はズバリ「ピンポイント予測」です。

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仕組みとしてはまず、
気象予報会社から提供される細かな風速予報データ(1㎞メッシュ)、
それからサインロイド2で計測した実測データを混ぜ合わせます。

さらにサインロイド2の設置場所情報である
「緯度」
「経度」
「高度」
の情報を掛け合わせ、
独自のアルゴリズムで計算します。

そうすることで「指定したその場所」の
風速予測を可能としているのです。

下記グラフを御覧下さい。
ある場所に設置したサインロイド2の
予測値と実測値の結果です。

いかがでしょうか。

実績値から評価してみると、ほぼ予測通りの
風速となっていることがお分かりいただけると思います。

今回のまとめ

予測できると何がいいのでしょうか。

それは危険の予兆を現場が認識できるということ。

そもそも、現場での仕事に従事されていらっしゃる方が、
「日々の天気」を意識しないはずはありません。

ただ、今後どうなるかを予測するだけでなく、
デジタル表示を通じて見える化することで、
誰が見ても数値でわかるようになります。

「昼から風速が〇〇mになるかもしれない」
「さすがに危ないからちょっとやめとくか」

というコミュニケーションは、
情報が数値でない限り生まれませんし、
他人と共有もできません。

危険に備える要の情報が数値であることにより、
現場の意思決定を左右する「きっかけ」になりえるのです。

工事における安全性をさらに向上させるべく
開発されたサインロイド2。

在庫も豊富に取り揃えておりますので、
ご興味いただけたかたはぜひお問い合わせください。

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