【GR】AIカメラが現場をみまもる!? 遠隔監視は新時代へ!


こんにちは!エコモットの松平です。

以前のメルマガで弊社カメラソリューション、
「ミルモットREC」と「ミルモットHD」を
ご紹介しました。

ミルモット。
手前味噌ですがなかなかユニークな名前だと思っています。

ミルモットと聞くと、つい昔好きだったアニメ。
「まじかる☆タルるートくん」に登場する道具の一つ
「見Hん」を思い出してしまいます。

見た目はただのゴーグルのようなこの道具。
「みるみる~」と言いながら使うといろんなものが透視できる、
という能力を持っています。懐かしい。

ミルモットのお話をする度に、ほーーんの少しだけですが、
「みるみる~」というワードが頭をかすめて、
少年時代を思い出してしまいます…

話がかなりそれましたが本題に。
今日はAI機能を搭載した「エッジAIカメラ MRM-900」をご紹介します!


■まずこちらの動画をごらんください。

いかがですか!?

「クルマ」なのか「トラック」なのか「人間」なのかといった判断。
さらに「移動速度」をカメラで検出しています。

カメラ実機がこちら。

ミルモットHDと比べるとシュッとしていますね。

上記動画は本社近くの川で試験したものです。
車の交通量・速度調査をこのカメラで行いました。

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なぜカメラだけでクルマを検知できるの?

お答えします。
実現までの流れは下記のとおり。

  1. 「車両」をAIカメラに事前学習させる(人が作業して学習させます)。
  2. 車両を検知→警報までの一連をシステム構築

あとはカメラ任せ。人の判断と変わらない正確な監視体制が確立。

皆さまにご覧いただいた動画は、上記1~3までの手順が
すべて終わった状態のカメラ映像です。

なにかセンサーを使ってるの?

いいえ。カメラだけで検知とアラートが可能です。

通常であれば、何かを検知するにはセンサーが必要ですね。
気象センサー、赤外線センサー、色判別センサーなど色々あります。

しかしこのカメラは、それらセンサーに全く頼ることなく、
画像のみで対象物を検知することができるというわけです。

これまでの画像解析でも同じことができるのでは?

これまでカメラで何かを検知するためには、
高性能な画像解析サーバーをカメラとは別に
用意してあげる必要がありました。

クラウド上のサーバーは、当然便利なところもたくさんありますが、
画像解析で使う場合には、無視できないウイークポイントが存在します。

それは、カメラと画像解析サーバとの間に「通信」が介在するということ。

 

たとえばカメラでウサギを検知したい場合、

  1. ウサギの画像をカメラから解析用サーバに送信。
  2. その画像に写っているものが”ウサギである”とサーバーが認識・判断。
  3. 「ウサギだよ」という結果を、メール用サーバーに送信。
  4. お手元のスマホにメールが来る、または警報機が作動する。

という流れ。
上記を要約すると送信して判断して、また送信していますよね。

つまり結果を得るまでに何度も通信を行うことになり、
判定に時間がかかってしまう、ということなのです。

いくら頭脳明晰な画像解析サーバであっても、
判断に時間がかかっていては現場では使えません。

人間は、目で見たものが自分にとって危険か安全か、
目の前の動物がネコかトラかを、一瞬のうちに判断することができます。

一説によると、180から200ミリ秒という非常に短い時間で、
そうした判断を行うことができるそうです。

それを機械で代行させるとなると、
どれだけ早く反応(判断)できるかは、大切なポイントなります。

動くものを検知したいとなればなおさらですね。

この素早い反応時間の実現が、これまでの画像解析サーバーを利用した
カメラシステムでは難しいと言われてきました。

 

じゃあAIエッジカメラはどうなのか?

なんと、このカメラに画像解析サーバは必要ありません。
画像解析機能がカメラ内部に組み込まれているので、
撮影からその判断までは、まさに一瞬です。

カメラに対象物が映り込んだその瞬間に判断ができる。
この点がまさにこのカメラ最大の強みです。

従来の画像解析の問題点であった反応時間の遅延は
この「エッジAIカメラ MRM-900」で解決することが可能なのです。

屋外に対応したAIカメラ

現場はそもそも屋外です。
おそらくこういう悩みがでてくるのではないでしょうか。

「カメラとサーバを置くには場所をとられるのでは?」
「外に置いて壊れないか?雨とか粉塵とか」
「通信設備なんてない」
と。

しかしこのカメラは防水仕様の万全体制。
上記現場の心配事はこのカメラですべてクリアできています。
なにせ軽い・小さい・丈夫と3拍子が揃った、
屋外特化型AIカメラですから。

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具体的にどういうシーンで使えばいいの!?

利用シーンはですね、実はまだはっきりとしたことが言えません!笑

なぜなら、使えるシチュエーションの幅がとても広く
「こういう使い方をして下さい」と、一概に言い切れないのです。
人の目と変わらぬ役目をさせるわけですからね。

ただ、そんな状況ではありますが、
いくつか使い方のヒントとなるような事例がでてきていますので、
動画でご紹介していきます!

 

利用シーンその1 「ハーネス着用検知」

皆さまもご存知かと思います。
2019年2月より、フルハーネス型安全帯の着用義務化がスタートしました。

上記動画はハーネスの着用の有無をAIカメラで検知させています。
判定は瞬時に行われ、異常があった際にはアラートを出すことで、
確実な着用を事前に促すことができます。

この実現にあたり、開発者(人間)が事前にカメラに学習をさせています。
ハーネス着用の度合いをカメラに学習(正解写真と関節の動きを学習)させ、
動画のような検知ソリューションが実現できた、というわけです。

 

利用シーンその2 「駐車場の満空状態検知」

駐車場の空き状況を把握に活用しています。

これをセンサーで実現しようとした場合、
駐車スペースの数だけセンサーが必要となり、
機器費用と設計、工事などに大きなコストがかかってしまい、
導入までの時間も長くなってしまいます。

また故障等があるといけませんから、
メンテナンスコストだってバカになりません。

AIカメラであれば、人の目で行うことと本質は同じなので、
判別は一瞬ですし機械的な要因が少ないので運用コストも小さく、
メンテナンスも容易です。

AIカメラを導入するために大切なこと。

基本的には、
「人間の目で見て判断できるものはAIカメラで判断できる」
と考えていただいて構いません。

ただ、どのように学習させるか、ということが
正確な検知までには最も大切なことなのです。

ここは皆さまと私たちで、初期構築時に十分に話し合う必要があるでしょう。
また、構築後に再学習を行うことで検出精度を向上させることも可能です。

様々なシーンに活用いただけるエッジAIカメラMRM-900。
AIに興味があるのでぜひ導入してみたい。
と思っていただけたら大変喜ばしいです。

実業務においてAIにより課題解決するには、
様々なプロセスを経て、画像解析の精度を上げるための
検証を重ねる必要があります。

今回のAIカメラのご紹介の趣旨は、
本体とAIエンジニアによるコンサルティングを
ワンストップでPoCプログラムとして提供開始した点にあります

※利用する学習データ(画像等)の提供は事前にお客様自身がご用意可能であること
※トライアル実施場所はお客様自身がご用意可能であること
※検証を目的とし解決や導入効果についてお約束をするものではありません。

この記事をご覧いただき、さらに詳しく知りたいといったお客様、
是非お問い合わせお待ちしております!

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