【GR】遠隔臨場およびBIM/CIMに対応!Gリポートと 「CIMPHONY Plus」の共同販売を開始しました


国土交通省が推進するBIM/CIMの適用拡大に対し、当社と福井コンピュータ株式会社は、両社の強みを活かしたシナジーを図る製品の共同販売を開始いたします。

建設業向けCADメーカーの福井コンピュータが提供するデータ共有クラウドサービス「CIMPHONY Plus」では、現実世界の建設現場をデジタルツインとして仮想空間上に3Dモデルで構築したBIM/CIMモデルを共有することが可能です。

エコモットが提供する遠隔臨場システム「Gリポート」を「CIMPHONY Plus」に連携させることで、「CIMPHONY Plus」で共有されたデジタルツインの建設現場上での「遠隔臨場」を実現いたします。

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「CIMPHONY Plus」と「Gリポート」の共同販売の背景

国土交通省では、令和5年度までに小規模を除く全ての公共工事におけるBIM/CIMの原則適用に向けた段階的な適用拡大を令和2年9月※1に発表いたしました。BIM/CIMとは、3次元モデルと属性情報を組み合わせた電子データであるBIM/CIMモデルを活用した、建設生産性・管理システムの業務効率化・高度化を図る取り組みです。
※1 令和2年9月1日 第4回BIM/CIM推進委員会 「今後のBIM/CIM適用拡大に向けた進め方について」

また、国土交通省では建設現場においてICTを活用する「i-Construction」を推進しておりますが、新型コロナウイルス感染症の流行など、従来現場で行われていた段階確認や材料確認/立ち会いといった作業をリモートワーク環境でも実施できる「遠隔臨場」について、公共工事への本格導入を目指し、試行方針を令和2年5月※2に発表しています。
※2 令和2年5月7日事務連絡 別紙「建設現場における遠隔臨場の令和2年度の試行方針」

福井コンピュータが提供する「CIMPHONY Plus」では、ウェブブラウザのみでBIM/CIMモデルを可視化するとともに、点群データの共有や位置情報を伴う写真の管理など、各種データを一元管理することが可能です。

当社が提供する「Gリポート」では、国土交通省の試行方針に準拠した滑らかかつ高画質・低遅延なリアルタイム映像をクラウド上に録画、ウェブブラウザ上で閲覧可能にするサービスで、建設現場とリモート環境との双方向通話も可能にいたします。

両社のシステムの長所を活かし、様々なデータをBIM/CIMモデルとともに管理可能な「CIMPHONY Plus」に対して、「Gリポート」のリアルタイム高画質映像・双方向通話機能を提供することで、クラウドとウェブブラウザで完結したBIM/CIMおよび遠隔臨場を同時に提供することを可能といたしました。
これにより、国土交通省の求めるBIM/CIMの適用拡大への対応と遠隔臨場の試行を同時に可能にいたします。

共同販売方針

福井コンピュータが提供する「CIMPHONY Plus」の取扱をエコモットが開始すると同時に、福井コンピュータではエコモットが提供する「Gリポート」の取扱を開始いたします。
両社の代理店および販売店を通じて全国の官公庁/建設業関係企業/団体に対し、令和3年1月26日より提供を開始いたします。

今後の展開

エコモットと福井コンピュータでの共同販売は「Gリポート」・「CIMPHONY Plus」を皮切りに、エコモットが全国約10,000現場以上へ提供実績のある建設現場をIoTで見える化サービス「現場ロイド」と福井コンピュータが国内40,000社へ導入した建設業向けソフトウェア群の連携を拡充して参ります。

これにより、福井コンピュータが得意とする電子納品向けサービスを活用した、エコモットの「現場ロイド」サービスのIoTセンシングデータの電子納品や、福井コンピュータが提供するソフトウェア群に対して「現場ロイド」から得られるセンシングデータの提供を可能にいたします。
また、エコモットが提供する「現場ロイド」は約2万を超えるセンサーのIoT化とクラウドサービス間の連携実績を有していることから、福井コンピュータをはじめとした建設業向けクラウドサービスをシームレスに連携することで、BIM/CIMを介して建設生産性の効率化・高度化を促進して参ります。
 

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