【GR】新型カークルがまたまた登場!今度のカークルもすごい!!


皆さんこんにちは。
高西です。

唐突ですが「ボルダリング」ってご存知ですか?
簡単に言うと”壁を上るスポーツ”です。

先日、このボルダリングのための施設が近所にオープンしたので、
娘と二人で見学に行きました。

店員「いらっしゃいませー!料金はこちらです!」

高西「へえ、結構安いんですね」

店員「はい!気軽に始められるのが、ボルダリングのいいところなんですよ~」

高西「そうですか!僕80㎏あるけどイケます!?」

店員「あー、、、、いえハイ大丈夫です!!ぜひどうぞ!」

なんか「間」がありましたね。
中を見渡してみました。するとどうでしょう。

細身のお客さんばかりではありませんか。
角にいる人、懸垂やってる。。。。片手で。

気軽にって一体なんだったんでしょうか。
さっきの「間」に店員さんの本音を見た気がします。

静かに施設を後にし、娘とアイス買いに行きました。

さぁ気を取り直しまして!
太身の私が紹介する本日の製品。
キーワードは「細身」です!

その名も「カークルスリム」!!

ワイドの反対語は…スリム!?

今年の3月にお送りしたメルマガ。
そのときは「カークルワイド」という新製品をご紹介しました。

赤外線ビームの長さが従来の3倍。
幅広(ワイド)な道路に威力を発揮する優れモノです。

そのカークルワイドと対極に位置するのが
今回ご紹介するカークルスリム。

ワイドの反対語はナローというのですが、
なんか聞きなれません。
なので、新製品はスリムと命名されました。

カークルワイドとカークルスリム。
この方が統一感があってしっくりきませんか!?

カークルスリムの詳細をみる

カークルスリムの特徴は?

前置きはここまで。

さっそくカークルスリムの機能紹介に移りましょう。
センサー外観は以下の通り。

左:新型(スリム)のセンサー、右:従来のセンサー

新型カークルは今回も革新的です。

はじめに設置写真をご覧ください。

カークル標準タイプ&ワイドの設置風景

いつものとおりです。
お客様が設置されただけあって綺麗ですね。

次にカークルスリムの設置風景

別の角度も

おわかりでしょうか。

最初の写真にあった反射板(センサーの反対側にあるもの)がありません

そう、これが新型カークル最大の特徴。
反射板が不要なんです。

ちょっとマニアックな話ですみませんが、
ビーム照射が片側だけで機能するこの手の製品は、
一般的にはレーザーバリアと呼ばれる製品になります。

レーザーバリアは警戒システムとして土木の現場ではよく使われますよね。
広範囲を警戒でき、即応性も高いため大変実用的です。

ただ、それだけに高価で消費電力が大きく、
レーザー本体の設定も煩雑なため、運用はお手軽とは言えません。

そこでカークルスリムです。

ソーラー電源で運用可能な低消費電力設計。
ボタン一つで設定可能な光軸調整作業。

従来と比べて、電源の確保や、設定・調整に掛かる手間が削減され、
導入のハードルが遥かに低くなっています。

カークルスリムの詳細をみる

ちょっとの便利が嬉しい「検知距離設定機能」

カークルスリムのビーム照射距離は最大7m
これだけ聞くとちょっと短く感じるかもしれませんね。

でも、これから紹介する機能があるからこそ
片側1車線や私道などの幅の狭い道路で威力を発揮するのです。

さきほど御覧いただいた写真をもう一度御覧ください。
この道路幅は約8mです。

ここに照射距離7mのカークルスリムを、
そのまま設置した場合、往来するすべての車両を検知してしまいますね。

これでは車両の方向検知という車両検知システムに求められる要件を満たしません。

そこで検知距離設定機能の出番というわけです!

百聞は一見に如かず。
さっそく設定してみましょう。

まず、道路の真ん中あたりにご注目を。
ここでは当社営業の畠岡くんに立ってもらいました。

動かないでね!

ではこの状態で、
センサーと畠岡くんの間を通過する車両だけを検知する
という設定をしてみます。

7mの赤外線ビームが今、畠岡君によって遮られています。
(目には見えませんけどね)
この状態から、センサーの後ろにあるボタンをポチっと押すだけで設定完了です。

とても簡単ですよね。

設定が終わった後は。。。。?

設定後はこうなります。

照射距離が7m→4mになりました。
残り3mは検知しません。

畠岡君にそこから一歩離れてもらいます。
どうでしょう。

今行った設定によって、一歩離れた彼の位置にある物体は検知されません。

このように検知するゾーンを設定できるため、
検知すべきでない車両を対象から除外することができるのです!

どんなシーンに向いてるのか!?

これまでのカークルで利用していた赤外線センサーは、
センサー単体では機能しません。

投光器と受光器(反射板)を、
検知したい物体を挟むようにして設置する必要がありました。

しかし、今回の「カークルスリム」はこの常識を覆し、
片側だけの機器設置によって対象を検知する、
画期的な車両検知システムなのです!

このカークルスリムはどんなシーンに向いているのでしょうか。

それはズバリ
「道路の片側にしか単管を立てることができないシーン」
でしょう。

意外と思われるかも知れませんが、
こういうシーンて結構多いんですよ(笑

たとえばこんな場所。

左側は完全に無理ですよね。
片側が民地かつコンクリートです。

でも、右側はおそらく単管が打ち込めるので、
カークルスリムなら設置・運用ができます。

それからこんな場所。

三叉路ですね。
反射板を立てるため、道路反対側に単管を、、、打てませんね。

でも右側はなんとか単管を立てられそうです。
許可の申請を行えば、こういった場面にも有効です。

そしてちょっと裏技的に、こんな場所にも使えると思います!

そうです。高さ検知です。

ビームの照射距離である7m以下の高さであれば、
上部に機器を設置することで、十分に活用できそうです。

いかがでしたか?

これまで多くご導入いただいてきたカーデルカークルですが、
受光器(反射板)が必要なために、設置できるシーンが
制限されることも少なからずありました。

しかし、カークルスリムが新たにラインに加わったことで
活用いただけるシーンがさらに広がります。

カークルスリムの詳細をみる

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