みなさまこんにちは、経営企画部の薄木です。
アドベントカレンダー4日目です。
本日は、クリスマス&忘年会シーズンにぴったりなAI×IoTを使った空席状況確認サービス「アイテル」をご紹介させていただきます。
こんなことでお困りになったことはありませんか?
飲み会やデートの際、お会計後に次のお店に行くことになり、探すのに手間がかかってしまい道路で立ち往生してしまう。また、大事なお客さんとの接待で予定していた2次会のお店が混んでいて、急いで他のお店を探すことになった。
そんな時に「アイテル」を使っていただくと、近くの空いてるお店を検索し、好きなお店の空席状況をリアルタイムで確認することができます。
アイテルとは
「アイテル」は店内にピープルカウンターを設置し、AI画像解析サーバーに3分毎に画像をアップしています。
ただ、このまま画像を公開してしまうとプライバシーの問題が発生してしまうので、空の店内画像を事前に登録していただき、その上に人型アイコンを配置することで、空席状況をLINEで確認することができます。
アイテル利用イメージ
LINE Messaging APIで空席状況を自動返信
当社でLINEを使ったサービスは初めてとなりますが、ほとんどの人がインストールしており、もっとも日本で使われているアプリであることに加え、チャットボット開発が手軽におこなえる点もLINEを採用した理由となります。
開発当初は、ちょうど「LINE@」から「LINE公式アカウント」へ移行された直後だったため、情報収集する際に若干手こずりましたが、「LINE Developers」にてアカウント作成とWebhookなどのMessaging API設定を行い「LINE official account manager」で作成したアカウントの各種設定をおこなうだけでスムーズに開発することができました。
「LINE official account manager」はどちらかというと開発者ではなく、企業や店舗のLINE担当者向けのツールなので、ある程度の設定やメッセージ配信、クーポンやショップカードの発行は開発の知識の無い人でも使いこなすことができます。
また、次から次へとLINE〇〇が登場して混乱しそうになりますが、「LINE BOT Designer」というツールがあり、これが非常に便利でした。
ボットやリッチメニューなどをプログラミングの知識がなくても簡単にプロトタイプを作成することができ、JSONコードで吐き出してくれるので、デザイン担当である私は、
↓
エンジニアにデザインと画像データを提出
↓
画面確認
という流れをこのツールを使って短縮することができました。
アイテルご利用中のお店ご紹介(札幌限定)
正式なリリースはもう少し時間がかかるのですが、テストマーケティングとしてご利用いただいているお店を少しご紹介いたします。
札幌にお越しの際は、ぜひ、お立ち寄りください。
こつまみ酒場chiko
すすきのにあるアットホームなおつまみ居酒屋さんです。
ビール好きの私は、このお店の晩酌セット的なメニューで出てくる、3種類のおつまみで何倍でもビールが飲めます。どちらかというと日本酒や焼酎と合うのだと思いますが、、、
前回行った時はちょうど札幌が初雪で、ナスのおひたしとあったかい豚汁が出てきて絶品でした。
優しい店主とヘルシーなおつまみで女性に人気がありそうなお店ですが、汁物やご飯もののメニューも充実しているので、飲み会終わりや仕事終わりに、ちょっと立ち寄るのにもってこいのお店です。
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立喰酒場Choi 北2条店
こちらはJR札幌駅南口側にある立ち飲み居酒屋さんです。
アイテルで空席を確認しても、だいたいにぎわっている札幌の人気立ち飲み屋さんです。にぎやかでお客さん同士の交流も盛んなお店なので観光客にもおすすめです。
こちらは16時からお店がオープンしているので早めに仕事が終わり、飛行機の出発まで時間がある時や忘年会の0次会でもご利用になれます。
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アイテルで住みやすい街づくり
アイテルは飲食店以外にも医療施設や美容室、児童会館や公園、バス、駐車場でのご利用も可能です。例えば、住んでいる街のあらゆる場所にアイテルを設置して、その街専用のLINEアカウントから混雑状況を確認することにより、混雑を避けて快適な生活を送ることができます。
最後に
今回ご紹介させていただいたアイテルは近日正式リリース予定となっております。
リリース後は積極的に営業し導入店舗と利用ユーザーを増やしていき、利便性の他にも、たくさんの人がお店探しの際に使用することで、アイドリング時の集客ツールとしてお役に立てるようなサービスを目指して頑張ってまいります。