製品開発の現場からVol.1<HLP-200編>


製品開発部の都鳥です。今回は弊社製品の開発はどのように行われているのかを公開できる範囲でお伝えしようと思います。その第一弾はハンディ位置情報デバイス「HLP-200」の開発話です。

先ず「HLP-200」のご紹介ですが、災害やトラブル時に位置情報を提供できるLPWA対応デバイスです。詳細はこちらをご覧ください。今回は通信試験やフィールド試験を行った時の様子をご紹介いたします。

無電界/弱電界試験

通信端末は、電波が受信できない状態や、電波が薄い(電界強度が低い)状況と通常に電波を受信できる状態を繰り返すと端末が思うように動作がしなくなることが多くなります。

電波暗箱

その問題を事前に解決する為弊社では、無電界/弱電界の環境を作れる機器をしようしています。それが、電波暗箱です。詳しくはこちらの投稿をご覧ください。

電波暗箱で弱電界試験が出来る様に

この電波暗箱を使用してHLP-200も試験を行います。

フィールド試験

位置情報デバイスの為やフィールド試験も必須項目です。
今回は旅行の際に自転車に取り付けて行ってみました。

管理画面上もこのようにHLP-200の現在地を表示してくれます。

このように旅行、アウトドア、レジャーなどの活躍してくれる事でしょう!特に、最近ニュースで見かける事の多いスキー場のバックカントリーエリア(スキー場管理区域外)での遭難時に、迅速な救助活動の補助ツールとして本サービスの位置情報をご活用いただければ幸いです。