今年の冬は雪が多い?!


アドベントカレンダー19日目。
モニタリングソリューション部の土田です。

エコモットの設立事業である「ロードヒーティング遠隔監視:ゆりもっと(YR)」の営業を担当していることもあり、毎年この時期は日々の降雪予報が気になります。

札幌管区気象台によれば、今年の札幌市の初雪観測は昨年より28日と約一ヵ月も遅い11月20日であり、観測史上最も遅かったようです。
温暖化と言われているものの、冬シーズンが終わるとなんだかんだと帳尻があい、例年並みに雪降ったよね、となりそうですが、、、。

現時点では昨年の半分以下の降雪量

以下にて、札幌管区気象台の累計降雪量と積雪深をお知らせします。昨年は11月下旬の三
連休あたりでドカ雪が降りましたよね。今のところ、降り始めが遅いこともあり過去の平均
値も下回っている状況。

※札幌市のホームページより参照
http://www.city.sapporo.jp/kensetsu/yuki/weather/ac_snow80.html
※観測地点:中央区北2条西18丁目札幌管区気象台
※平年値は日別平年値を11月1日から合計したものです。
※平年値とは、統計期間1981年~2010年までの30年間の平均値で、気象庁が10年ごとに更新しています。

ゆりもっとの紹介

せっかくなので、ロードヒーティング遠隔監視システム:ゆりもっと(YR)について簡単に紹介します。
北海道や東北の降雪地域ならではの悩みなのですが、マンションの駐車場を中心に融雪設備としてロードヒーティングが敷設されています。
熱源は灯油・ガス・電気と様々あるのですが、現状は降雪センサーや地温センサーといったセンサー自動運転が標準なのですが、センサー自動運転だと無駄運転もあり昨今の燃料費高騰によるインパクトも大きいのです。
そこでお役立てできるのが、「ゆりもっと」システムです。

現地にカメラを設置し、定時撮影するカメラ画像と天気予報を見て、弊社札幌本社より専用の携帯電話回線を使って現地ボイラー運転を入り切りし、無駄な運転=燃料コストを削減するサービスです。現在約1,500以上の物件と契約しており、冬期間は弊社スタッフが24時間体制で常時監視し運転制御しています。
今年は特に灯油代の高騰もあり、導入検討いただくオーナー様、管理組合様が多いです。

※ロードヒーティングとは
道路・歩道・駐車場などの地面の雪を融かしたり凍結を防ぐために、地面の中に放熱体を設置し、地面の温度を上げて雪を融かす施設です。放熱体には、熱の出るパイプや、電熱線などがあります。

[ゆりもっと概要図]

詳しい内容は以下にてご確認いただけます。
https://www.yurimott.jp/

ちょっとした雑学

・「ママさんダンプ」の名前の由来
雪国では当たり前に使っている一度に多くの雪を運ぶことができる雪かき用道具です。
赤・黄・青などカラーも豊富で一家に一台はある必需品。
ママさんダンプは別名スノーダンプとも言います。

名前の由来は、、、
新潟県の企業が開発したこともあり、新潟県では男性が冬季に出稼ぎで不在なことが多く、除雪は女性の仕事だった。
そのような女性の労力を軽減するために、軽量素材を使用し、女性の体格に合う柄の長さにするなど、女性が使いやすい商品として開発を行った。「ママでもダンプカーのように雪が運べる」ことにちなんで、この名称が付けられたようです。