360°全天球で現場を上も下も見渡してみる


こんにちは。
岩津です。

5/9~5/11の三日間、Japan IT Week 春 IoT/M2M展に出展企業として参加させていただきました。

※展示会の状況については下記弊社Facebookページもご参照ください。

https://www.facebook.com/ecomott/posts/1403208366450395

非常に多くのお客様に弊社ブースへお立ち寄り頂きまして、おかげさまで今年も昨年以上のご来場数となりました。
誠にありがとうございます。

今年の目玉は”LPWA”、”危機管理型水位計”、”緊急災害”、”AI”、”VR”となり、様々な角度から建設・防災を中心としたテーマで出展させていただきました。

相変わらずの『エコモットって何をしている会社なんですか?』という質問が絶えない出展ですが、弊社は今も昔も変わらず『IoT専業ベンダー』であります。

一見「IoT関係ないのでは?」という出展も、実はIoTと深く関わっている…そんな製品群なのですが、もしその辺りの説明を聞きたいという方がいらっしゃいましたらどうぞ弊社までご連絡ください。

さて、今回の展示のなかで一番IoTから遠いことをやっていると社内外からツッコミを頂いた、『MIRUMOTT Omni360』のメイキングについて軽くご紹介させてください。

MIRUMOTT Omni360とは

この出展については簡単に言いますと、『土木建築業界向け360°全天球VR映像体験を活用した統合映像サービス』です。
はい、ごめんなさい長いですね。

サービスの主軸はざっと以下のようなものです。

サービス内容

  1. 新規入場者向け安全教育
  2. 未習熟者向け技術教育
  3. 遠隔点検およびエビデンス管理
  4. 360°映像コミュニケーション

“新規入場者向け安全教育”、”未習熟者向け技術教育”については「360°全天球動画を活用した動画教材」となります。

具体的には以下のような映像コンテンツを取扱います。

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↑元画像

↑専用ビューワーで表示したもの。マウスで視点移動できます。

このような360°全天球映像をVRゴーグルなどで”まるで現場にいるような視点、感覚”で現場の”危険箇所”や”要注意事項”を事前に把握することができます。

展示会ではこの映像をVRゴーグルで視聴いただいておりました。
高い箇所から見下ろすシーンや注意箇所の指示シーンでは展示会場にいながら現場の雰囲気を感じて頂けたようです。

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↑こんな感じですね。

そしてこの映像を撮影するために北海道某所の現場に許可を得て撮影に入らせていただきました。

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見晴らしの良い景色

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高さに腰の引ける著者。ヘルメットにウェアラブルカメラを装着しています。

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撮影作業の一コマ。ちょんまげの先端が360°全天球カメラです。やっぱり腰が引けてる。

御覧頂いたように地道に撮影をしております。

このような動画を利用した、より教育効果、習熟効果の高いコンテンツづくりを通じて
土木建築分野への安全活動に寄与していきたいと考えております。

なお察しの良い方はお気づきになられたと思いますが、この時点でIoT要素はありません。
現地IoTセンサーやクラウド上のデータを活用し現地映像と組み合わせることで新たな価値を提供することを今後のミッションとして取り組んでいく予定です。

今後もVRや360°全天球映像を活用し、新しい視点のサービスをご提案してまいりますのでご期待ください!