こんにちは。
製品開発部の三浦です。
今回は空気の見える化パッケージを使って実際にIoTアプリケーションを作り、FASTIOを使ったIoTアプリケーションの作り方について解説したいと思います。
第1回は導入編と称しまして、簡単なシステム構成とアイディアについて説明します。
イントロダクション
みなさんは狭い部屋で打ち合わせして、居眠りしたことありませんか?
CO2が上がると集中力が下がり、温度が上がると眠くなります。
弊社では『空気の見える化パッケージ』を使い社内の空気を管理してますが、
担当者が忙しい時にCO2が増大したり、他の人が見ないといった問題がありました。
(ある日の打ち合わせ時のグラフ。CO2が一気に増大していました)
その問題を解決するため、
・誰でも
・簡単に
・わかりやすく
見えるよう、社内環境の専用IoTアプリを開発することになりました。
アイディアスケッチ
まず担当者と打ち合わせです。
PCスマホ両方で見れるようレスポンシブCSSを使ったWebアプリにしたい。
その場で簡単に見えるよう、センサーに冊子を付けたらどうかとか。
使い方やデータの解析方法等。
実際の計測値を元に分析にして必要なデータやビジュアルについて話し合いました。
意外だったのが会議室の空気が循環していなかったこと。
作業室やオフィスは人が歩くので空気が循環しますが、会議室は出入りが少なく普段扉を閉めているので空気が滞留することがわかりました。
システム構成図
アイディアがまとまったら次はシステム構成です。
ゼロからIoTアプリを作る場合、端末管理にDBが必要になり過去データの保存先やサーバ構成が必要で・・・と山ほど課題が出てきます。
FASTIOは端末管理やデータストア、IoTゲートウェイ・セキュリティを全てサポートする為、
FASTIOを利用すると信頼性と開発速度の両面をアップすることができます。
今回はバックエンドをFASTIOに全て任せて、IoTアプリケーション(フロントエンド)に集中することにしました。
次回、アプリ実装編
次回はアプリ実装編です!
みなさまお楽しみに!