こんにちは!エコモット株式会社でIoT・AI・DXコンサルタントをしている本間です。
このたび、待望のITコーディネータ資格を取得しました!
経営とITの両面から企業の成長を支える専門家として、新たな一歩を踏み出すことができました。
本記事では、資格取得の経験と共に、ITコーディネータの魅力や可能性についてご紹介します。
ITコーディネータとは?
ITコーディネータは、経営戦略とIT技術を融合させ、企業のデジタル変革を推進する専門家です。
システムエンジニアやプログラマーとは異なり、以下のような重要な役割を担います。
- 経営とITの橋渡し:経営者の課題を理解し、IT活用による解決策を提案
- システム導入支援:企業のDX推進や業務効率化のための具体的な施策立案
- プロジェクトマネジメント:システム導入から運用までの全体プロセスを統括
- リスク管理:セキュリティ対策や投資効果の最適化を実現
デジタル化が加速する現代において、このような「IT×経営」の複合的な視点を持つ人材の需要は急速に高まっています。
ちなみにITコーディネータ資格は、スキル標準ユーザー協会での「ITSSキャリアフレームワーク」においてレベル4に認定されています。
その他、レベル4の資格だと以下があります。
ITストラテジスト試験
システムアーキテクト試験
プロジェクトマネージャ試験
ネットワークスペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
ITサービスマネージャ試験
システム監査技術者試験 など
資格取得のプロセスとポイント
ITコーディネータ資格は、以下の2段階のプロセスを経て認定されます。
1. ITコーディネータ試験の合格
ITコーディネータ資格を取得するための試験には
- ITコーディネータ試験
- 専門スキル特別認定試験
があり、どちらかを受験する必要があります。
「ITコーディネータ試験」はどなたでも受験です。
「専門スキル特別認定試験」は対象資格を保有の方が受験できます。
対象資格はこちらを参照ください。
ちなみに私は「IoTシステム技術検定(上級)」を保有していたので「専門スキル特別認定試験」で受験しました。
2. ケース研修修了
ケース研修とは、あらゆる組織に適応可能なベストプラクティスであるIT経営プロセス(IT経営推進プロセスガイドライン)を活用した研修を行います。
数日間にわたる実践的な研修では、仮想企業を対象としたグループワークを通じて:
- 実務に即した問題解決能力の向上
- 経営視点でのアプローチ方法の習得
- コミュニケーション力の強化
を図ります。
資格取得がもたらす3つの価値
1. 実践的スキルの獲得
理論だけでなく、実務に直結する問題解決力とコミュニケーション能力を身につけることができます。
特にケース研修では、実際の現場を想定した演習を通じて、即戦力となるスキルを磨くことができました。
2. キャリアの幅広い可能性
DX推進コンサルタントとして企業の変革をリード
社内IT戦略のリーダーとして経営に参画
3. 信頼性と説得力の向上
資格保有は「専門性の証明」として、クライアントや経営層との対話に大きな信頼感をもたらします。
プロジェクト推進時の提案や助言にも、より強い説得力が生まれます。
まとめ
この資格取得は、私のキャリアにおける大きな転換点となると感じています。
これからは、経営とITの双方を理解するプロフェッショナルとして、以下の活動に注力していきたいと考えています:
- 企業のDX推進における戦略的アドバイザー
- 業務改革を通じた企業価値の向上
- 最新のITトレンドと経営戦略の研究・実践
デジタル社会の発展とともに、ITコーディネータの重要性は更に高まっていくでしょう。
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