配筋検査ARシステムBAIAS®のよくある質問

デバイスソフトウエア開発部の板谷です。

皆さんは現場ロイドサポートをご存知でしょうか？
現場ロイド製品のアップデート情報やよくある質問、技術仕様などが掲載されているのですが、実はBAIASのページもございます。

今回はBAIASのサポートページの中から、よくある質問をいくつか紹介してみたいと思います。
BAIASのデジタル工事写真の電子小黒板化・電子納品についても深堀りしていきます。

現場ロイドサポートはこちらから参照できます。

BAIASのデジタル工事写真の電子小黒板化・電子納品

BAIASは電子小黒板と信憑性確認(改ざん検知機能)に対応しており、
J-COMSIA（一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会。以下、J-COMSIA）の信憑性確認(改ざん検知機能)検定と小黒板情報連携機能検定に合格しています。

これにより、BAIASクラウドからダウンロードした画像ファイルをデジタル工事写真の信憑性確認(改ざん検知機能)検定に合格した写真管理ソフトウェア（カテゴリ Ver.1.1）に取り込む事で電子納品が可能です。

各認定証はこちらからダウンロードできます。
ご利用中のBAIASアプリのメジャーバージョンが本適合証に記載されているバージョンと一致していれば有効な適合証として利用可能です。
（Ver.1.0（xxx）の『Ver.1』の部分がメジャーバージョンです）

建設分野における情報通信技術（ICT）の推進を目的とし、
国土交通省が提唱する建設DXやi-Construction、BIM/CIM、内閣府のSociety5.0といった生産性革命を施工管理ソフトウェアの側面より推進する団体です。

写真管理の効率化を図るため、国技建管第10号（平成29年1月30日）により国土交通省がデジタル工事写真の小黒板情報電子化を進めています。
電子小黒板を工事写真に利用するにあたり、その工事写真が改ざんされていないことを証明する必要があります。

BAIASはJ-COMSIAが提供するライブラリを利用し、信憑性確認(改ざん検知機能)に対応しました。

BAIASアプリではあらかじめ設定した項目や計測値などを工事写真撮影時に電子的に記入することが可能になっています。
小黒板情報連携機能検定に合格していますので、信憑性確認(改ざん検知機能)検定に合格した写真管理ソフトウェア（カテゴリ Ver.1.1）へデータをインポートすることができます。

詳しい手順はこちらのページをご覧ください。

BAIASアプリの動作環境は下表のとおりです。

対応機種	対応OS
11 インチ iPad Pro（第2〜4世代） 12.9 インチiPad Pro（第4〜6世代）	iPadOS16.0以上

計測に高性能なLiDARスキャナが必要なため、iPadやiPad Airでは利用できません。
iPhone13Pro・ProMaxも高性能なLiDARスキャナは搭載されていますが、画面が小さいため現在は未対応です。

技術ブログでも紹介しましたが、サポートページでも動画付きで計測のコツを紹介しています。

BAIASのプランは端末レンタルプランとクラウドプランの2種類があります。
クラウドプランはユーザー側でライセンスの認証・停止をするため、お問い合わせが多いです。
クラウドプランのライセンスの停止方法と確認方法をサポートページに記載していますのでぜひご確認ください。

サポートページではBAIASの対応状況、機能の使い方などをQ&A形式で記載しています。
サービスのアップデートはもちろん、サポートページの更新も続けていきます。
これからもBAIASをよろしくお願いします。

また、エコモットでは一緒にモノづくりをしていく仲間を随時募集しています。弊社に少しでも興味がある方はぜひ下記の採用ページをご覧ください。